フランスで接種義務化の方針へ
日本では12月20日(月)から政府公認で接種証明書のデジタル化が開始されました。
海外でも同様の取り組みがありますが、フランスの状況をシェアします。
証明書を変更する法案提出へ
フランスの場合、
・ワクチン接種済み
・陰性証明
のどちらかで「衛生パス」が取得できていました。
これは飲食店などを利用するときに提示の義務があります。
(このパスがないと飲食店は利用できません)
これをもう少し強化する法案が来年1月に国会に提出される予定です。
未接種者の行動を大きく制限する方向へ
新しい法案では「衛生パス」から「ワクチンパス」に切り替えるそう。
このワクチンパスはワクチン接種済みの人にだけ発行されるみたいです。
フランスの人口の76%が2回目の接種を終えているらしいのですが、残りの24%に当たる
「数百万人が接種を拒否することで、国全体の命が危険にさらされることは許されない」と首相は述べています。
未接種者は、飲食店や美術館、劇場などの利用はもちろん、緊急を除く通院や長距離列車の利用もできなくなる見通しだそう。
接種したから大丈夫と思っている方へ
日本ではあまり報道されないので、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれないので、念のために書かせていただきたいことがあります。
それは、どこの国の「ワクチンパス」でも、タイミングが来たら再び接種をしないとパスが失効してしまう、ということ。
日本の場合は、2回接種している方でも3回目も(恐らく4回目も)接種しないとパスの期限がきたら効力がなくなります。
少し前までは「8か月経過したら次の接種」というイメージだったと思いますが、今は前倒しされて6か月でも接種OKとなっています。
諸外国でも同様で、接種が前倒しされる度にパスの期限も短くなっています。
つまり政府は国民に接種し続けることを求めていることになります。
あなたは「治療薬が承認されるまで我慢」と思って、打ち続けますか?